こだわり1 持続可能な社会に貢献

深い森からしみ出る天然水と気候風土との調和により、化学物質を使わずに有機農業を営んでいます

こだわり2 有機JAS認証

Mt.Organicは2013年から開墾を始めました。当初から圃場に使う資材・肥料等すべては有機JAS準拠で生産し、2019年9月に最初の有機JAS認証(認証機関:有機農業推進協会、認証番号:19-004)を受け現在に至っています。
日本では有機JAS認証は「オーガニック(有機農産物)」のことを指します。
Mt.Organicの全圃場は有機JAS認証を受けています。

こだわり3 立地環境

岐阜県の最北端の標高約1000mに広がる森林空間はまさに「悠久の森」

ブナ・ミズナラの広葉樹林が脈々と広がっておりクマやイノシシなど野生動物の楽園となっています
多種多様な動植物が豊かな自然生態系を作っています

この森林に隣接する耕作放棄地を開墾し有機圃場とし、有機農産物の生産を行っています

高冷地のため、昼夜の気温差が大きく、作物の成長は良くないですが、その分作物はギュッと詰まって成長します

こだわり4 広葉樹林からの天然水

Mt.Organic の圃場は、標高約1,000mに位置します。ブナ・ミズナラの広葉樹林が脈々と広がっており、森林の持つ水源涵養機能が遺憾なく発揮されています
標高の低い下流域に位置する圃場との大きな違いは「水」です

上流には住民がおらず、深い森からしみ出た混ざり気のない「天然水」をそのまま利用して作付けしています

こだわり5 土づくり

土耕栽培のため、土との調和のなかで元気なミニトマトを育てる工夫をしています。

肥料は、圃場周辺のカヤ(種名ススキ)や落ち葉、にがりや海藻、天然鉱物などです。ミネラルと多様で活発な微生物に重きをおいた施肥をおこなっています。化成肥料は一切使用していません。
圃場にはトマトの残渣を含め、多種の有機物を投入しているせいか、土壌が盛り上がります。圃場の側面から落ちないように板を置いて土壌の流亡を防いでいます。
毎年、土壌分析を実施し栄養分、透水性、保肥力、pHなどを把握し、必要最低限の施肥に抑え、作物がもつ力を最大限引き伸ばす土づくりを実践しています。

こだわり6 実生苗

植物は根を地中に伸ばし、地上の茎葉で光合成を行い成長します
野菜づくりでは地中からの成分を吸い上げることにより病気になる場合があります
このため、病気に強いと言われる代木苗の根を使い、実生苗を接ぎ、「接ぎ木苗」を用いる場合が一般的に多いです
市場の果菜類(キュウリ、ナス、トマト等)のほとんどが「接ぎ木苗」で作付けされています
しかし、Mt.Organicでは有機資材による土づくりを長年実践しいるため、健全で活力のある土が広がっています。このため土壌病原菌などに作物が被害を受けることがほとんどありません。
このため、Mt.Organicでは「接ぎ木苗」を使用せず「実生苗」で作付けしています
植物が自ら持っている根をそのままに植付けし、本来持っている植物の力を最大限に引き伸ばすよう手助けしています
作物はのびのびと生育し、食味豊かな「お野菜」に仕上がります